レイライン観測施設にて

 

闇を切り裂く怪しい悲鳴「あ〜〜〜れ〜〜〜ッ! お〜〜た〜〜す〜〜け〜〜ッ!」
      アシュレー「うわッ!?」
        リルカ「こうもあからさまに怪しいと 逆に見事ってカンジしない?
      アシュレー「――とはいえ 見て見ぬふりってのはマズイかな」
        リルカ「この場合 聞かぬふりだけどね」

先へ。
素体精霊獣ウンディーネ登場。
ウンディーネ、トカゲの人2人をいじめてる。


トカゲの人A「ああ、もし、旅の御方。この理由無き仕打ちを何トカするのココロ」
トカゲの人B「げーッ!」
 アシュレー(何者なんだ、あいつら)
   
リルカ(ヒトなの? トガゲなの? それとも見たまんま着ぐるみかしら?)
 アシュレー(――にしては、しっくりきすぎている。まさか…)
   
リルカ(んー… それはないんじゃない?)
トガゲの人A「そんなところでしゃべってないで 所詮、言葉は無力なの!?
       手も足も、シッポすら出ない 我輩らの意識と運勢は急転直下気味…」

   
リルカ「何だかわかんないけど、このままだと寝覚めがよくないよ」
 アシュレー「くわしい事情は、助けてからだなッ!」

ウンディーネ戦。

勝利。


トカゲの人A「はひー、はひー…。いたずらに殉職するところであったわ」
 
アシュレー「よしッ! 先を急ぐぞッ!」
トカゲの人A「ああッ!? 勇者たちの冒険は今、ここから始まろうとしているトカ!?」
 
アシュレー「危険だから、アンタたちは避難した方がいい」
トカゲの人A「よくぞ聞いてくれたッ!」
 
アシュレー「何をッ?」
トカゲの人A「我輩の名はトカ。そしてこっちが助手の――」
トカゲの人B「げっげーッ!」
    トカ「ゲーくんだ」
   
リルカ「うそッ!? 言ってることがわかるの?」
    トカ「そりゃもう、つきあいの長さは二度や三度の脱皮ではすまないゆえに。のう?」
    
ゲー「げー」
 
アシュレー「…あんたたち、ここで何やっているんだ」
    トカ「我輩らは御覧のとおり、心優しき科学の子」

        トカ「どこから見ても」
   
リルカ「そうは見えないけど、先、続けてよ」
    トカ「この辺一帯はえもいわれぬ火山帯でしてな。
       毎度毎度、無駄に放出される地熱を温泉なんぞに平和利用すれば、
       行楽のシーズンにウッシッシ…。
       これぞ科学者の本懐ッ! 止められません、涌くまではッ!」
 
アシュレー「立派な心がけです。僕たちには理解できませんが…。それでは」
    トカ「置いてかないでーッ!
       ここはひとつ、パーティの戦力アップというのはどうであろう?
       悲喜こもごものイベントが今後の展開をいろどるトカ、いろどらないトカ…」
 
アシュレー「…わかった。
       この観測所だけはいっしょに行動しよう。ただし、足を引っ張らないでくれよ」

    トカ「わ〜〜おッ! 恐悦至極〜〜ッ!
       引っ張らない足は、唯一にして絶対の離れ業にして得意技ッ!
       今日という日のために生まれてきたも同然」
    
ゲー「げっげっげーッ!」
    トカ「最低3度は頭を下げてもらいたいところだが、
              義に生きるカッコイイ我輩らのこと。
       智将として門にくだりましょうぞ。以後、よすがに」


トカ・ゲーと一緒に行動し、先へ。
スイッチの近くにて。

アシュレー「あのレバーが…」
   トカ「我輩には見えーるッ!」
  
リルカ「おっきな声出さないでよ、響くんだから」
   トカ「ようは向こう側のレバーを入れればよいのだろう?
      たった今、まぶたの裏に浮かんだのだよ。
      蝶のように舞い、蜂のようにレバーを入れる我輩の姿が…
      まさに撃墜王の名はほしいがままに。フフフ…」
アシュレー「何か方法でもあるのか?」
   トカ「科学的裏付けがとれているだけでも両手に余るほどだトカ。
      だが、キミ的には、それなりに意外性のあるヤツを希望しているのではないかな?
      ホラ、転入生にいだく身勝手な期待感というアレだな」
アシュレー「何でもいいから手短に頼む」
   トカ「短気は損気と言っているトカ、いないトカ。
      それはそれとして、撃墜王の経歴には委細関係無いことゆえに。
      ゆくぞ、ゲーッ! 友情クロスだッ!!」
   
ゲー「げーッ!!」

ゲー、トカをレバーに向かって投げる。
レバー、作動。


   トカ「…お、思い出が領空侵犯してきよる…」
アシュレー「そりゃ、めくるめく走馬灯だッ! やばいぞッ!」

(ここでトカを残して先へ行こうとすると、)

   トカ「放っておかれるトカ!? 諸君らの愛してくれた我輩ですぞッ!」

先にあるレバーを切り替える。

   トカ♪パーンチ、ドランカ〜 刹那主義〜〜、(と、くらァ)
アシュレー「だいじょうぶか撃墜王ッ!?」
   トカ「帰巣本能が我輩を秘密の花園より連れ戻してくれました。
      健全な精神は健全な肉体に宿るという、
            古くからの戯れ言ですな、いや、まったく…」


トカを加え、先へ。
壁が迫ってくるフロアにて。
アシュレー、迫り来る壁を避ける。


アシュレー「…ッ!? 壁が動くッ!」

そばにあるスイッチを押すをもとに戻る。
再び進もうとするとイベント。


アシュレー「トラップのリセットはできたみたいだけど…」
  
リルカ「根本的には何も解決してないよ。どうするの?」
   
トカ「古今例の無い緊急事態にただうろたえるばかりは青二才ゆえトカ」
アシュレー「何か手だてでも?」
  
 トカ「その言葉に待ちぼうけッ!
      なーにカンタンですぞ。壁が閉まりきるまでに駆け抜ければいいだけのことトカ。
      さながらカモシカのごとくッ!」

   
ゲー「げっげーッ!」
アシュレー「アンタたちがやるとエリマキトカゲだと思うが…。
      ま、いいだろう。試してみる価値はありそうだ」


全員、ダッシュ。
遅れた(ってゆーか、足の遅い)ゲーが壁に挟まれるが持ちこたえる。

   ゲー「げっげ〜」
   トカ「あぁッ!? 何という悲劇ッ!
      助太刀いたすぞッ! この身を犠牲にしてまでもッ! レッツゴー、ブシドーッ!!」


トカ、そばで踊る。

   トカ♪わっしょいッ! わっしょいッ! ええじゃないかッ! ええじゃないかッ!
アシュレー「何やってんだ、アンタはッ!? 応援するだけなのかッ!?
      こうなったら 僕たちで何とかしようッ!」


(ここでトカ・ゲーに話し掛けると)

   トカ「こ、この中にお医者様はいないトカ〜〜ッ!」
   ゲー「げ〜〜〜〜〜ッ(汗マーク)

(ここで無視して先に進もうとすると、)

操作キャラがしゃべる。
アシュレー「見捨ててもいいけど、寝覚めが悪いな…」
 ブラッド「仲間(?)なら、見捨ててはおけない…」
  リルカ「あー、もう何だかなー。ほっとけないわねッ!」

そばにある像を壁の隙間にはさむ。
ゲー、脱出。


   ゲー「げっげ、げげげげ。げげげげ、げーげー。
      げげげ、げげげげ。げーげーげー、げっげげげー、げっげっげ。
      げげっげっげ、げげげげー、げーっげ、げっげ、げげげげ」

   トカ「『ありがとう』と、そう申しております。ゲーは」
  リルカ「短ッ!」
アシュレー「ちゃんと訳してるのか…?
      それにアンタ、
      相方が危機的状況だというのに噴飯モノの踊り念仏をしてただけじゃないか」

   トカ「ホホゥ…、踊り念仏とはまたマニアックですな。
      あれは踊り念仏などではなく、たしかな満足を常に約束してくれるトカいう、
      アガルタ地方では至極ポピュラーな…」

アシュレー「先を急ぐぞ、グズグズするな」
   トカ「そんなッ!?
      知識人にモノを申させぬとは、
      死を宣告せんとするイキオイではありませんかな? 実際問題として」


先へ。
再びレバーのあるフロアへ。


  リルカ「またレバーだね。それもこのテの…」

全員、トカを見つめる。

   トカ「なぜに我輩を見つめますかな? それも、受け止めがたいまでの熱視線にて。
      所詮、カラダはひとつですぞ」
アシュレー「いや、科学者ならば何とかしてくれるんじゃないかなって。
      …その、科学的に」


   トカ「――わっかりました飛びましょうッ!
      皆の科学的願いが我輩を強くする。
      奇跡と何とやらの間には、薄皮一枚程度の開きしかないことを今ここに」

アシュレー「と、飛ぶって――。科学的どころかとんちすらきかせてないな」
   トカ「ゆくぞ、ゲーッ! 友情クロスだッ!!」

ゲー、トカを放り投げる。

   トカ「トッテンパーのニャンパラリ〜〜ッ!」

スイッチ作動。
橋が現れる。


アシュレー「先を急ぐぞッ!」
  
リルカ「ねぇ、ねぇアシュレー…。こっち見てるよ…
アシュレー「目を合わせちゃダメだ。
      石にはならないけれど、意識を失うおそれは今までの言動で証明済みだッ!」


トカ、怪しげに動く…

アシュレー「…………
   
トカ「放っておかれるトカッ!? 諸君らの愛してくれた我輩ですぞッ!」
アシュレー「…悪かった。とにかく、救助手段を探してみるよ」
   
トカ「ぜったいに、ぜったいですぞーッ!」

トカを残して先へ進む。
別の道からトカのいるフロアに戻り、レバーを切り替える。

   トカ「遅いッ!
      あんまり遅いから、
            そっと忍ばせておいた詩集にあやうく手を出すところであったぞ」
アシュレー「詩集だろうと、死臭だろうと…。いーから、先を急ぐぞ」
   トカ「んまッ、吐き棄てるかのようにッ! それとも、つっけんどんッ!?」


トカを回収しつつ、先へ。
石像のあるフロアにて。


   トカ「………。
      ほぉ、これは、なかなかどうして…」
アシュレー「何かあったのか?」
   トカ「うむ…。学校では教えてくれないことが満載のようだ」
アシュレー「簡潔に説明するんだ
   トカ「口の奥…。それも、かなり奥にスイッチがある。
      このスイッチと、行く手を遮るブロックのカンケイを考えただけで
      立ってられないほどであるトカ」


アシュレー、石像の口を覗き込む。

アシュレー「あ、あれ…。届かないな…」
   トカ「はわわ〜〜〜〜ッ! ご、ごめんなさ〜いッ!!」
アシュレー「今度は何なんだッ!?」
   トカ「おそろしい…。
      わ、我輩は何というモノを思いついたのであろうかッ!」
アシュレー「科学者として充実しているところすまないが、手立てがあるなら教えてほしい」
   トカ「なーに、カンタンじゃよ(電球マーク)
      しなやかにして、たおやかな我輩たちのシッポを使えば、
            後は野となれ、山の如し」
アシュレー「頼む。
      頼んでおいて言うのもなんだけど、できれば面倒は大きくしないでほしい」

   トカ「『穏便』は『優しさ』の次に、我輩の得意ジャンルだとおぼえておくように。
      頼んだぞ、ゲーッ! お前の力を見せる時が来たッ!」

   ゲー「ゲゲーッ!」

ゲー、シッポを口の中に入れ、スイッチを押す。
行く手を遮るブロックが下がる。
・・・・・・・・・・
ゲー、焦る。


アシュレー「アンタの相方…、何かを訴えてるみたいだけど…」
   
トカ「なんでも…、カルシウムは、
            夜、寝る前に摂取すると吸収が良いトカ、悪いトカ(註:良いです)。
      まったくトカゲ騒がせなことこの上ない」

アシュレー「いい歳したオトナが人前で涙流しながら訴えているんだ。
      そんなハズはないだろう」


トカ、ゲーに直接聞く。

   トカ「さもありなん。
      どうやらスイッチにシッポをはさまれてしまったようですな。
            いかがなされます…?」
   トカ(このまま見殺しにするのも一つのテかと…。
      彼奴めはもう、充分に生きたはずトカ…)
アシュレー「そ、それって殺人教唆じゃないのかッ!?
      アンタのムチャクチャに 僕たちをまきこまないでくれッ! さっさと助けるぞ」

   トカ「さっきは我輩を見捨てかけたくせに…。理想の科学者像1位タイたる我輩を…」


(ここで見捨てて先に進もうとすると、)

   ゲー「げげげ、げげげげ。げーっげ、げげげげッ!」

石像の後ろからキックブーツで蹴る。
ゲー、石像から解放される。


   ゲー「げっげ、げげげ。げー、げーッ!」
   トカ「助けてくれたことを『かたじけない』トカ…。
      うむ、これぞ良質のヒューマンドラマである」
アシュレー「1の問題が10にも20にもふくれあがっていくようだ…。
      どうしてアンタは、このも見事に面倒を呼び込んでくるんだ」

   トカ「面倒が『たけのこはぎ』――というヤツですかな?」
アシュレー「面倒が『雪だるま式』だ。不穏当なんだから慎んでくれよ…」

先へ。
また、離れたところにレバーのあるフロアへ。


アシュレー「あんなところにレバーがあります」
   トカ「ええ、レバーがあります」

全員、トカを見つめる。

   トカ「もしかして、またも我輩にスクランブル要請があるトカ」
アシュレー「バトルにも参加していないんだから、これくらいしてもらわないと。
      それに、名バイプレイヤーってのは自分の出番を心得て、
      なおかつキッチリこなすもんだと思うけど。
      …その、科学的に」

   トカ「はうッ! 科学ッ!?
      科学とくればいたし方ありませぬな、科学者のはしくれとして。
      よござんしょ。万国びっくりショーの幕開けです」


トカ、飛び上がり、ゲーにシッポでぶらさがる。

   トカ「御覧になってますかーッ!?
      現代科学の到達点は、見る者にあまねく夢と希望を与えてますかーッ!?」
アシュレー「僕は今、科学的に内包された危険性を目の当たりにしているのかもしれない…」
 
 リルカ「でも、科学というより雑技団よね」
アシュレー「オーライ、オーライ。そのままレバーを入れてくれ」
   トカ「アチョ〜〜ッ! 怪鳥音も高らかにィ〜〜…」

レバーを入れ、行く手のブロックを下げる。
が、トカは穴に落ちてしまう。


   トカ「わ〜〜おッ! テレポ〜〜トッ!?」
  リルカ「わあッ! あのヒト消えちゃったよーッ!」
アシュレー「事あるごとに、無事ではいられない…。
      そんな星のもとに生まれているみたいだな」

先へ。
下の方のフロアでレバーと、目を回してるトカを発見。


アシュレー「またレバーだッ!」
  
リルカ「んもう、ウソでもいいからトカゲのヒトを最初に気づいてあげなよ」
アシュレー「それはそうだけど…。
      何だかおかしくないか?
      パターンなら、ここらで余計なことのひとつやふたつ…」
  
リルカ「おーい、おーいッ!
      ………。
      ちょっと… ヤバくない?」

アシュレー「どうしてあのヒトは、静かは静かで、不安にさせるんだッ!?」

スローナイフかファイアーロッドで刺激を与える。

   トカ「わ〜〜おッ! この艦と運命を共にッ!!」

   トカ「はひー、はひー…。ショック療法とは穏やかではありませんな。
      口で言えばわかる子ですぞ、我輩は…。
      ちなみに幼少のみぎりは、やればできる子と、隣り近所で太鼓判」
アシュレー「元気そうで何より。安心したよ」
   トカ「フフフ、そりゃもう…。
      いまわの際に『死んでも死にきれぬわ』と自己暗示をかけたゆえ、
      これこのとおり。
      生きてるって素晴らしい(ハートマーク)」
アシュレー「生命讃歌はどうでもいいけど、とりあえず、レバー」

   トカ「なんと我輩に ここまでぞんざいな素振りをッ!?
      未曾有の危機的審判の日はもうそこまでッ! いつか目にもの見せてくれるわ」


トカ、レバーを入れる。
ブロックが下がるので、先へ。
奥にあるゲルマトロン鉱石を入手。


アシュレー「これがアーウィングの言ってたゲルマトロン鉱石だな…」
   トカ「左様、我輩の探し求めたゲルマトロン鉱石だ。
      雑誌の裏表紙なんぞにある通信販売アイテムとは比較にならぬほど、
      神秘パワーあふるる、まさに逸品」
アシュレー「アーウィングは、これを使って何かを動かそうとしているみたいだけど…」
   トカ「このゲルマトロン鉱石さえあれば、大怪獣も楽々量産型って寸法よ。
      我輩ならそうするね。
      ………。
      どうした? うかぬ顔などして…。似合わんぞ」
アシュレー「そういやアンタ…、何をしにここに来てたんだっけ?」
   トカ「我輩? 決まっておろう、ゲルマトロン鉱石よ。知らぬ存ぜぬとは言わせんぞ」
アシュレー「僕たちも、そのゲルマトロン鉱石なんだけど…」
   トカ「な、何ですとーッ!?
      この研究施設に残されている鉱石を使って、
      平和な御時世に撃って出るためのただならぬ怪獣を造る予定が台無しトカッ!?」
アシュレー「そうだったのかッ!?」
   トカ「そうともよッ!
      そもそも調整実験用に連れてきたウンディーネが、
      勝手気ままに暴走したあたりからケチのつきはじめトカ。
      諸君らには、ニアデスから救ってもらった恩義があるトカ、無いトカだが、
      ゲルマトロン鉱石だけは、ままならねぇ。
      それが黒ずくめの男たちから追われぬ生活を約束してくれた
      オデッサへの忠誠の証とくらぁッ!!
      ………。
      わ〜〜おッ! 機密漏洩トカじゃないの? これって…?」

   トカ「…諸君、この中に裏切り者がいる…」
アシュレー「アンタだよ、アンタッ!」
  
リルカ「もしかして、もしかしたらと思ってたけれど、ホントに、もしかしていたとはね」
   トカ「うおおおおおッ! やらいでかーッ!!
      人知れず、そっと見せるにはもったいない、そんなスゴイ戦いの仕方。
      よもや、こんな場面で使おうとはッ!!」


科学班総括(自称)トカ・その助手ゲーと交戦!

勝利。


   トカ「おのれ、おのれ…。ブルコギドンさえ完成しておれば…」
  
リルカ「うわッ! 起き上がったよッ!!」
   トカ「うぐぐぐ…。
      手間ァとらせたな…。
      何だか解読不能な流れになってきおったので、我輩らはここでオサラバだ。
      だがこれは敗走ではない。後世の歴史家ならば勇気ある撤退と評してくれよう。
      ――では、引き続き、冒険のほどをお楽しみください…。
      ゆくぞ、ゲーッ!」

   ゲー「げーっげ、げっげげげ、げーッ!」

トカ・ゲー、勇気ある撤退。

アシュレー「ヤツらもまた、オデッサ…」
 ブラッド「あなどれないな」
  リルカ「そうね…。ああいうのも、組織に加えているんだもんね。
      恐ろしいまでにふところが広いわ…」


オワリ

入口へ